ストレスの癒しに ベルガモット
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エッセンシャルオイルの中でも香りを知っている人が多いベルガモット。と言うのも、ベルガモットは様々な香水や化粧品、お茶やお菓子のアロマとしてよく使われている香りだからです。
ベルガモットを知らない人でもアールグレイやオーデコロンと言えば、柑橘系の爽やかな香りが想像できるかもしれません。そんなベルガモットの香りにはフレーバーとしてだけでなく、私たちの心身の健康にも役立ってくれる作用が秘められています。
ベルガモットとは
ベルガモットはイタリアのカラブリア地方を原産とする柑橘類の植物で、諸説ありますがビターオレンジとシトロンが交配してできたと言われています。洋ナシ型のぼこぼことした見た目が印象的ですが、他の柑橘類とは異なり果実は食べる目的ではなく、主にエッセンシャルオイルの抽出のために栽培されています。
ベルガモットのエッセンシャルオイルは果皮から抽出されますが、主に圧搾法が用いられています。圧力をかけてエッセンシャルオイルを絞り出すこの方法では、熱に弱い成分などを壊すことなく抽出ができるため、繊細な柑橘類の果皮に多く使われます。ベルガモットにおいては、1Lのエッセンシャルオイルの抽出に、約200-250kgの果皮が必要になります。
ベルガモットはすっきりとした甘みのある香りが特徴的ですが、ラベンダーにも含まれているリナロール、酢酸リナリルという芳香成分を含んでいることから、特に疲れている時、ストレスの多い時、リラックスしたい時、風邪を引きやすい時等におすすめです。また気分を晴れやかにし、頭もすっきりとさせてくれるベルガモットの香りは、朝の目覚めも良くしてくれるでしょう。
また、柑橘類のエッセンシャルオイルによく含まれるリモネンという成分には体を温めてくれる性質があります。このリモネンはベルガモットの主要成分でもあるため、冷えやすい季節にはお風呂や足湯に入れると温かく過ごせるかもしれません。
使い方
〇香りを楽しむ
ベルガモットは、特にその香りを楽しむことができるデフューザーやアロマストーンなどがおすすめです。
ラベンダーやネロリと言ったリラックスさせてくれるオイルとの相性も良いため、ブレンドするのも良いでしょう。(例:ベルガモット2、ラベンダー1、ネロリ1等)
〇うがいとして
塩と混ぜてうがいに使うこともできます。小さじ1/2の塩にベルガモットのエッセンシャルオイルを1滴垂らし、よく混ぜてからコップ一杯の水に入れます。少し混ぜたらうがいをしてみてください。
〇リラックスフットバスに
まずはエッセンシャルオイルを希釈するためにバスソルトを作りましょう。小瓶に塩を大さじ3入れ、そこにベルガモットを3滴、ラベンダーを2滴入れて蓋をし、よく振ります。数時間置いたら温かいお湯をフットバス用の容器に入れ、そこに小さじ1-2ほどバスソルトを入れてお楽しみください。
※ベルガモットのエッセンシャルオイルにはベルガプテンという光毒性のある成分が含まれています。皮膚に付着したまま紫外線に当たるとシミや炎症の原因になることがありますので、ご注意ください。
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AMPP メディカルフィトテラピスト
Elisabeth.M