夏を楽しむ自然なサンケア

夏を楽しむ自然なサンケア

🌿植物と共にある循環する暮らし・・・フィトテラピー 

 

5月に入り、気温が上がってきました。夏本番前とは言え、紫外線の強さは徐々に増してくる上に半袖を着る機会も多くなるため、日焼け対策を行っている人も多いのではないでしょうか。

日光が肌に与える影響は少なからず誰しもが感じていると思いますが、紫外線から身を守るためのケアについて考えたことがありますか?今回は私たちの体と環境にも目を向けたサンケアについてご紹介したいと思います。

 

紫外線とは 



寒い日でも太陽の光を浴びると、その温もりを心地よく感じたり自然と元気が出たりすることがありませんか?もちろんその暖かさが気持ちいいということもありますが、日光を浴びると網膜が反応することでセロトニンの分泌が活発になったり、私たちの健康に欠かすことのできないビタミンDを生成するための大切な材料にもなるのです。

その一方で、体質や紫外線の浴び方によっては肌へのダメージとなってしまうこともあります。肌に影響を与える紫外線にはA波B波がありますが、A波は肌の深くまで浸透し、じわじわとシミやシワ等をもたらすと言われています。またB波はエネルギーが強く、細胞を傷つけたり、炎症を起こしたりする紫外線で、いわゆる「日焼け」の原因になってしまいます。

 

日焼け止めクリーム


 

赤みや水ぶくれなどの辛い日焼けを起こしにくくするために作られたのが日焼け止めクリームです。日焼け止めクリームにはSPF(Sun Protection Factor=紫外線防御効果)という指数が定められていますが、この指数は紫外線B波に対する防御効果を示すものです。またPAという表示で紫外線A波をどのくらい防いでくれるかを表しているものもあります。

SPFは日光を浴びてから日焼けが起こるまでの時間をどれくらい(何倍)伸ばせるかを表しています。例えば日光浴をしてから20分で日焼けが始まる人の場合、SPF30を塗ると20分×30倍になるので、600分ほどその効果を期待することができます。つまり日焼け止めの効果は、その人の体質によって異なるということが言えます。では実際に日焼け止めクリームにはどのような種類があるのでしょうか。

日焼け止めクリームには主に紫外線吸収剤紫外線散乱剤の2種類があります。紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して化学反応を起こさせ熱に変換することで内部に入るのを防ぐ、という理屈に基づいています。これは肌の上で起こる反応で肌に刺激を与え、アレルギーや炎症を起こす可能性があります。紫外線散乱剤においては、酸化亜鉛、酸化チタンといった物質が紫外線を跳ね返すという仕組みになっています。紫外線吸収剤のような化学物質が入っていないため、肌への負担が少ないというメリットがありますが、特に酸化チタンは粒子のサイズが小さいと呼吸器や皮膚化から体内へ入り炎症を起こし兼ねないため、ナノ粒子でないことが重要になります。

 

自然と人間に負担をかけないサンケア


 


近年では、日焼け止めクリームの海水や海洋生物への影響や、含まれる様々な化学物質が私たちの皮膚を通じて血液を巡ることによって起こりかねない健康被害等も報告されるようになってきました。ではどのようなことに気をかけてサンケアをすればいいのでしょうか。

・皮膚本来が持つ日焼け予防機能を活性化させる

私たちの皮膚には、もともと皮膚や髪の毛を紫外線から守るための機能が備わっています。これはメラニンと呼ばれ、紫外線を浴びた際に細胞から生成され、肌の色を少し濃くすることで身を守る働きをしています。このメラニン色素は役割を終えると、自然に1-2か月かけて入れ替わっていきます。

この自然な機能を活性化させてくれるのがシーバックソーンという植物のオイルです。シーバックソーンオイルは特に紫外線が強い夏を迎える数か月前から肌に塗ることで肌を強くし、紫外線からのダメージを受けにくくすることができます。オリーブオイルやエーデルワイスエクストラクト等の抗酸化に優れた自然素材と共に使うことで、ビフォア・アフターサンや保湿剤としての機能も果たしてくれます。

 

 

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・日焼け止め製品を使う場合はできるだけ化学物質を含まないものを選ぶ

紫外線の強さや体質によっては、皮膚が赤くなったり炎症を起こす場合もあります。その場合には、製品を使う前に内容成分を一度確認することで肌への刺激や健康へのリスクも軽減することができます。

特に日焼け止め製品には化学物質を利用して紫外線から守る機能をするものがありますが、紫外線吸収剤に含まれるオキシベンゾンという物質は皮膚吸収性があり、環境ホルモン作用も問題視されていると言われているため、入っていないものを選ぶと良いでしょう。

 

 

また日焼け止め製品は、主に紫外線B波から皮膚を守るように作られていますが、私たちの健康にとって大切なビタミンDの生成をするのも紫外線B波です。日焼け止め効果が強すぎることは、ビタミンDの吸収を阻害することにもつながり兼ねないため、日焼け止め指数が高すぎないものを選ぶことがおすすめです。

夏本番前から準備をして、外でのイベントを思う存分お楽しみください。


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AMPP メディカルフィトテラピスト

Elisabeth.M

 

参考文献

 

 

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