ハーブティーのブレンドの仕方

ハーブティーのブレンドの仕方

🌿植物と共にある循環する暮らし・・・フィトテラピー


こんにちは。
今日から11月に入りました。気温が高く蒸していた夏から一変。あっという間に今年も終わりに向かっているなと思うと、少し寂しい気持ちにもなります。こういった季節の変わり目にには特に心や体の変化が起こりやすいものですが、ヨーロッパではApothekeと言われる薬局でも積極的にハーブティーを紹介しており、できるだけ自然にボディ&マインドケアをしようとする人も多くいます。いわゆる「薬」のもともやはり薬草。いろんな効能を持つハーブを掛け合わせることで、より様々な症状に対応できるということはすでに知られており、ブレンドしてもらったり、自分でブレンドすることもあります。では、いったいどのようにハーブをブレンドしたらいいのか。今回はハーブをブレンドするうえで意識するといいことをご紹介したいと思います。

ブレンドをする理由



ハーブティーは1種類だけで効能や風味を楽しむこともできますが、いくつかのハーブをブレンドするとこんなことが期待できます。

〇シナジー効果(相乗効果)
混ぜることでそれぞれのハーブが持つ特徴を補い合い、更なる良さが生まれます。
(例:カモミールとレモンバームでリラックスなど)

〇飲みやすさ
作用の強いハーブも性質が穏やかな植物や調和をもたらすものを加えることで、よりマイルドで穏やかになります。

〇風味
ブレンドすることで苦みや慣れない味わいを和らげ、まろやかな風味に仕上げることができます。


ブレンドの割合とハーブの選び方


ハーブをブレンドするとより風味や効能を楽しめるということが分かったところで、実際にどのくらいの割合でどのようなハーブを混ぜたらいいのかということを見ていきましょう。ベース、サブ、アクセントという3種類に分けることができます。厳密に守る必要はありませんが、大体このくらいの割合で混ぜるといいという指標があると、よりブレンドしやすくなります。

〇ベースハーブ 約50-70%
ブレンドティーの主な作用の方向性を決定する、あるいは穏やかな風味のベースとなります。風味をメインにすると、カモミールやレディースマントル、レモンバーム、ルイボスなどが向いています。作用をメインに考える場合には、ペパーミントやネトルなど少し強めのハーブが使われることもあります。

〇サブハーブ 約20-30%
サブハーブはベースハーブの作用をサポートしたり、味に深みを与えるハーブが適しています。レモングラスやエルダーフラワー、レモンバーベナ、ローズヒップなどがあります。これはベースハーブの作用や風味の方向性により変わってきます。

〇アクセントハーブ 約5-10%
香りや色を引き締める役割をします。少量なので少し強めの風味や色味のあるものを入れるとよいでしょう。ラベンダー、ローズ、カレンデュラ、ジンジャーなどが選ばれます。


ハーブをブレンドする場合には3-7種類ほどを混ぜるのが良いでしょう。カップ一杯にブレンドを作る場合にはたくさんのハーブを入れることは難しいため、2,3種類でもよいと思います。その場合には2:1や2:1:1くらいの割合が丁度よいバランスになります。また4種類以上使う場合には少し大きのポットに割合を見ながら入れると、作用も風味も楽しむことができます。

最後に一つリラクゼーションハーブティーブレンドをご紹介したいと思います。500mlのティーポットに5種類のハーブを入れて作ります。

・メインハーブ:カモミール 小さじ2
・サブハーブ1:レモンバーム 小さじ1と1/2
・サブハーブ2:リンデン 小さじ1
・アクセントハーブ1:ローズの花びら 小さじ1/2
・アクセントハーブ2:ラベンダー 小さじ1/4

これらを混ぜ、ティーポットに入れてお湯を注ぎ自由に泳がせます。約10分ほどしたら、ネットを使いカップに注いでお楽しみください。ラベンダーの風味が苦手な方は一つまみ程度にするか、選択肢から外してもよいでしょう。

それでは秋の自然と共に、おいしいブレンドハーブティーをお楽しみください。

 

AMPP メディカルフィトテラピスト

Elisabeth.M

参考文献