🌿植物と共にある循環する暮らし・・・フィトテラピー
こんにちは。季節は巡り、秋を感じる毎日となりました。
とは言え気温はまだ上がったり下がったり。緑も美しく輝いていますよね。
家の前の庭も少し草取りをしなければすぐに草花が生い茂ります。それを見ていると、自然の循環と生命力にはいつも驚かされます。
その草花の中でも一際強く存在感を放っているのがハーブ。ハーブという言葉自体は「薬効を持つ植物」と定義されますが、料理の風味付けや美容目的で使ったり、時に薬として利用されることもあります。

ペパーミントやカモミール、バジル、セージなどのハーブを暮らしに役立てるために育てている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなハーブを使ったお茶、つまりハーブティーをおいしくいただくためのちょっとした工夫についてお話してみたいと思います。
フレッシュorドライ?

ハーブは採りたてのフレッシュで飲むこともできるものと、乾燥させた状態で飲むものがあります。フレッシュで飲むハーブは香りが高い葉っぱ系のものが多く、熱湯を注ぐとハーブのさわやかな香りが広がります。風味もややマイルドで、ドライハーブにはないみずみずしさを楽しむことができるのも特徴です。
フレッシュで飲むのに適するハーブの例
・ミント系(ペパーミントやアップルミントなど)
・レモングラス
・レモンバーム
・リーズマリー
これらのハーブは採った後に水でよく洗い、ポットに葉を15-20枚ほど入れて熱湯を注ぎます。ハーブは少しちぎってあげるとより風味が出やすくなります。その後約5分蒸らしてからお楽しみください。
フレッシュで飲めるハーブは乾燥させて飲むこともできますが、生のままだと飲みにくいものや逆に風味が出にくい種子系や根、実などは乾燥させて飲むのに適しています。また乾燥させることでより成分が濃縮されるため、ハーブの効果を利用する場合にはドライのほうがおすすめです。長期保存ができることもメリットの一つです。
ハーブティーの淹れ方

ハーブティーの淹れ方には、主に浸出法(アンフュージョン)、煎出法(デコクション)、そして冷浸法(マセレーション)があります。淹れ方はハーブの部位や植物の性質によって選ぶことができますが、それぞれ特徴があります。
〇浸出法(アンフュージョン)
一番身近な淹れ方で、ティーポットやカップの中でハーブに熱湯を注いで蒸らします。
葉、花、柔らかい茎などの繊細な部位に向いていて、5-10分ほど蒸らして熱い内に飲みます。
適したハーブ:カモミール、ペパーミント、レモンバーム、リンデンなど
〇煎出法(デコクション)
水から加熱し、弱火で煮出す方法です。根、樹皮、種、硬い果実・茎などのしっかりとした部位に適しています。煮出す前にすり鉢で少し砕いておくとより成分が出やすくなります。5〜20分程度弱火で煮出すとおいしくいただけます。
適したハーブ:ジンジャー、アニス、シナモン、タンポポの根、フェンネルなど
〇冷浸法(マセレーション)
熱を加えず、常温/冷水で時間をかけて抽出する方法です。熱によって変化しやすい成分取り出したい場合にも適しています。数時間から一晩浸しておきます。
適したハーブ:ハイビスカス、マロウ、ペパーミントなど
このようにハーブティーは種類や部位により淹れ方が違ってきます。ぜひハーブティーを入れる際にはそのハーブや使う部分にはどのような特徴があるのかを気少し気に留めつつお楽しみ下さい。
AMPP メディカルフィトテラピスト
Elisabeth.M

