自然なアフターサンでスキンケア

自然なアフターサンでスキンケア

🌿植物と共にある循環する暮らし・・・フィトテラピー


1年で最も日差しが強いと言われる7月と8月。
日本は「美白」や「日焼け止め」の分野において世界でもリードをしていますので、ケアをしている方もとても多いと思います。
しかし近年では強い日焼け対策が広がる一方で、その質と太陽の光の重要性というものにも注目が集まっていますね。これまでも何度か自然なサンケアについてブログとしてアップしてきましたが、今回はそれに続きアフターサンに注目しつつ、ケアにおすすめな植物の恵みについて書いてみたいと思います。


日焼けのメカニズム



日焼けの原因となるのは太陽が発する紫外線で、主にA波とB波が問題になります。A波は肌の深くまで、B波は肌の表面にトラブルを起こすことで知られていますが、日に当たった後、表面的に見える赤みや日焼けはB波により引き起こされます。体の免疫機能や骨を丈夫に保つために欠かせないビタミンDは、まさにこの紫外線Bを浴びることで生成されますので、上手に太陽の光と付き合うことが大切になります。

さて、「日焼け」という現象ですが、実は皮膚の奥にある細胞が紫外線からDNAがダメージを受けないように防御するための機能だと言われています。そしてこの日焼けには2つの種類があります。

〇サンタン:紫外線によってメラニン色素が作られ皮膚が黒っぽくなること。特に痛みや赤みを伴わず、時間と共に通常の肌色に戻るため、その時点で特に問題はありません。

〇サンバーン:紫外線によって表皮細胞にダメージがあり皮膚が炎症を起こし、痛みを伴い赤くなること。時に水膨れや発熱も起こり、軽い火傷のような状態になります。

これらは遺伝子タイプやもともと持っているメラニン色素の量によっても異なるため、自分の体質を知りつつあったケアを探すことが大切です。

日光浴をする前の準備は十分行っている方が多いと思いますが、アフターサンはどうでしょうか。サンクリームが合わなかったり、素材に気を使っている方、また対策をしても炎症を起こしやすい場合には、その後の自然なサンケアで回復を早めることもできます。

 

自然なアフターサンケア

日焼け後の皮膚が赤みを帯びている時には、特に様々なものの刺激を受けやすく、様々な成分がダメージを受けた皮膚を通じて体に入りやすくなります。そういう時には化学的に作られたものではなく、昔から日焼けや軽い火傷に使われてきた自然素材が役立ちます。

〇アロエ



日本でも古くから薬草として用いられてきたアロエですが、炎症を鎮める、皮膚に潤いを与えるといったスキンケアにとても適した植物です。特に日焼けの後は皮膚が熱を持つため、炎症を抑えて冷やすことが大切になります。また、皮膚の生まれ変わりであるターンオーバーも促してくれるため、日焼け後のシミやそばかすの予防にもなります。

※生のアロエにはアロインという刺激成分が含まれているため、皮に包まれた透明のジェルのみが抽出された「アロエジェル」や「アロエウォーター」を使用するのがおすすめです。


〇カモミール


万能なハーブと言えばカモミール。飲んでもよし、塗っても良し。カモミールの花にはα-ビサボロールやアズレンと呼ばれる成分が含まれており、特に炎症を鎮める働きに優れています。また静菌作用やシミの活性を抑える働きも持ち合わせているため、日焼け後のケアに適しています。

最も簡単な方法は、カモミールティーを大さじ2杯に100mlほど熱湯を注ぎ、冷蔵庫で完全に冷やします。その後、清潔なガーゼやタオルに浸して患部に10分ほど載せてケアしてください。精油などの強い原油は使わず、冷やしたハーブティーやハーブウォーターがおすすめです。

※キク科のアレルギーの方は使用をお控えください。


〇ラベンダー


ラベンダーは20世紀初頭に、フランスの化学者でアロマテラピーの先駆者でもあるルネ・モーリス・ガットフォセが火傷に使い、その効果がはっきりと示されたことでも知られています。私自身も軽いやけどやサンバーンにラベンダーの精油を使い、治りがとてもよかった経験があります。

「フィトテラピーの手帳から」でも度々紹介してきましたが、ラベンダーには酢酸リナリル、リナロールという抗炎症や皮膚の再生に非常に役立つ成分が含まれています。精油を原液で使うことができる数少ないハーブの一つで、小さい幹部にはそのまま1-2滴つけることができます。

日焼けの場合は範囲が大きいことが多いため、フローラルウォーターを使ったり、ホホバオイルやココナッツオイルに精油を混ぜて伸ばして使用すると良いでしょう。カモミールのようにハーブティーを冷やして冷湿布をするのもおすすめです。


いかがでしたでしょうか。体質や年齢によっても対応が異なるサンケアですが、植物が持つ成分によっても十分にケアをすることができます。夏を楽しむための自然なサンケアと共に、ぜひお試しください。

 

🌞日焼けにおすすめのハーブを含むアイテム

ビオ アロエベラ 保湿ジェル ピュア

ビオ ボディバター シア&アロエ

カモミールティー

ラベンダーティー


AMPP メディカルフィトテラピスト

Elisabeth.M

参考文献