精油を選ぶなら

3月も下旬になり、季節がまた大きく変化する時期となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、前回のブログでは精油について書きましたが、ここではもう少し内容を深めていきたいと思います。

精油は香りを楽しんだり、効果効能を利用できる素晴らしいフィトテラピーの一部ですが、まず素材が100%オーガニックでなければその効果を発揮することができません。近年、雑貨としてアロマオイルが安く売られていますが、人工的に香りづけされているものや、薄められているものも多くあります。

今年から商品の1つとして私たちが扱うMARIASの精油は、もちろん100%オーガニックの自然素材から作られています。精油は私たちの鼻や皮膚を通じて体に取り込まれるものですので、食品と同様に農薬や化学的な添加物が含まれていないことが前提となります。

ここからは精油の特性と3種類の精油について見て行きましょう。

 

精油にはどんな特性があるの?

精油には様々な特性がありますが、まず挙げられるのは揮発性です。揮発性とは、常温でその液体が蒸発しやすいことを指します。そのため、精油の瓶の蓋は使い終わったら必ず閉める必要があります。


次に挙げられる精油の特性は、親油性です。親油性とは油に溶けやすい性質のことで、精油を希釈する場合にはこの性質を利用して、植物性オイルを使います。

そして可燃性も精油の特性の一つです。そのため火の近くで使わないように注意が必要です。

もう1つ挙げられる精油の特性は、芳香性です。これは精油の特性の中で最も特徴的な性質です。

精油は日光や熱に弱いという性質もあるので、できるだけ冷暗所で保存するのがおすすめです。



よく使われる精油

では、ここからは3種類の精油を例に、代表的な成分や効果効能と使い方をご紹介していきたいと思います。

 

1.ラベンダー

ラベンダーの精油には有名な歴史があります。その昔、アロマテラピーの先駆者でもあるフランスの科学者、ルネ=モーリス・ガットフォセが研究中に手を火傷をしてしまいました。そしてその時にラベンダーの精油に手を浸したところ、傷の治りがとても早かったというのです。



ラベンダーには鎮静や鎮痛効果に加え、抗菌作用、また皮膚の瘢痕形成作用(傷跡を治す作用)もあります。ラベンダーは精油の中でも数少ない原液で使える精油でもあるため、怪我や傷には直接塗布することができます。また、ベッドにラベンダーの精油を1,2滴たらしたティッシュペーパーやタオルを置いておくと、リラックスした入眠も期待できます。

私も怪我をしたり皮膚に傷ができた時には、ラベンダーの精油を直接患部に塗り、治癒した経験が何度もあります。ラベンダーはその香りだけでも楽しめる精油なので、アロマポットで焚くのもおすすめです。

 

2.ティートリー 

ティートリーは、オーストラリアの原住民にとっては古くから使われてきた植物です。皮膚の傷や感染症、風邪や歯肉の炎症などに対して有効であったとされています。 ティートリーの精油はティートリーの木の葉や枝から抽出されます。

 

ティートリーの精油には、テルピネン-4-オールという成分が豊富に含まれていますが、これには抗菌、抗ウイルスや消炎作用があります。ティートリーも原液で使用できる精油であることから、にきびや炎症を起こした皮膚の部分に綿棒で付けると効果が期待できます。

ティートリーも必ず私が持っている精油で、皮膚にできた炎症にはティートリーを原液で塗布します。するとだいたい1-2日くらいで炎症が引いていきます。その後傷が残った場合には、ラベンダーで対処していきます。また風邪のシーズンにはコップ一杯の水に1滴ティートリーを入れてうがいをするのも効果的です。


※皮膚に原液で使える精油はラベンダーとティートリーが挙げられますが、ご使用前にはパッチテストを行ってください。精油は非常に濃縮された液体であるため、以上2つの精油以外は直接皮膚につけないでください。

 

3.ペパーミント 

ペパーミントは、庭で育てている方もいるかもしれません。20-30ほどあるとされているミントの種類ですが、17世紀のイギリスの資料によると、ペパーミントはウォーターミントとスペアミントの交配種ではないかと言われています。

 

 

葉から抽出されるペパーミントの精油ですが、香りは歯磨き粉やガムなどでも知られているようにとても爽快です。そのスーッとするペパーミントの精油には、メントールとメントンという主要成分が含まれており、抗菌、抗炎症、また鎮痛・鎮静作用などの効果効能が挙げられます。風邪のシーズンにお湯に1-2滴垂らして吸入する方法などがおすすめです。また酔い止めとしても効果的です。

私は頭痛がある時にはティッシュペーパーに1-2滴ペパーミントの精油を垂らし、香るように近くに置いておきます。するとスーッと痛みが引いていくため、薬を使わずに頭痛を癒すことができます。

 


このように簡単な方法で精油を使ってみると、効果をはっきりと感じることができます。精油にはこのほかにも香りを楽しむというとても魅力的な使い方があります。今後のブログで香りがどのように私たちを癒してくれるのかを一緒に見て行きましょう。

 

 

メディカルフィトアドバイザー
Elisabeth.M