乾いた肌を自然の力でケア
🌿植物と共にある循環する暮らし・・・フィトテラピー
こんにちは。12月を目前に、だいぶ冬らしい気候になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。朝や夜は芯から冷える日もあるものの、寒い日は天気に恵まれることも多く、一面に広がる大地や青空の美しさと太陽の気持ち良い温もりに癒されるものです。
しかし、冬の寒さや空気の渇きが苦手という方も多いのではないでしょうか。私自身、車から降りる時に「バチッ」と静電気が起きたり、また手を洗うことで皮膚がカサカサになって切れやすくなると、やはりすごく乾燥しているなと言うことを実感します。気温が下がると空気に含まれる水蒸気の量が減るため、湿度が下がるのは自然なことですが、そういう時には特に油分が多めのものでケアするとより効果的です。そこで今回は、特に乾燥によって荒れやすい肌におすすめの、自然素材スキンケアバームをご紹介したいと思います。
自然素材100%

保湿を目的としたケア製品には、ハンドクリームやフットクリームなど体の部位や目的に応じて作られたものが多くありますが、マリアスの「ビオ カレンデュラ&プロポリスバーム」は顔から足先まで使うことのできるバームです。人工的に作られた合成成分はもちろん、香料、パラベンなどは一切不使用で、乾燥や刺激の原因になり得るアルコールも入っていません。ヒマワリ種子油、ミツロウ、シアバター、プロポリス、カレンデュラを含む全10種類の自然素材のみで構成されており、天然の油分と植物性有効成分が乾燥によるひび割れや痒み、フケを癒してくれます。
〇ミツロウ:ミツロウは古い巣や削り取った蝋のかけらを溶かして得られます。その後不純物を冷却取り除き、冷却したものがスキンケアなどに使われています。ミツロウは、毛穴をふさぐことなく皮膚にバリアを作り、水分の蒸発を防いだり外的な悪影響から皮膚を保護することができます。また、ビタミンAを含むことで細胞の回復を促し、炎症を和らげたり乾燥して傷んだ皮膚に再びハリをもたらす働きが期待されます。そのため、リップクリームや保湿ケア、日焼け後のケアとしても効果的です。

〇シアバター:シアバターはアフリカに生息するシアノキの実から抽出される油脂です。その実の皮をむき、砕き、熱湯と混ぜて練り、その過程で分離して浮かび上がる脂肪分を冷却することでは得られます。アフリカでは昔から皮膚炎やけがなどに用いられてきたシアバターですが、保湿に役立つリノール酸やパルミチン酸といった脂肪酸、皮膚の修復や抗炎症に優れたアラントイン、ビタミンEなどの有効成分を含んでいることから、特に保湿やアトピーなどの荒れてしまった肌におすすめです。
〇プロポリス:プロポリスは天然の樹脂やミツロウ、精油、花粉などが混ざり合ったもの。これをアルコールなどで溶かし、濾過して使います。ポリフェノールを豊富に含み、抗菌作用、抗酸化作用に非常に優れています。またビタミンやミネラルを多く含むことから、風邪やアレルギーの予防、肌荒れやニキビなどにも役立ちます。
〇カレンデュラ:カレンデュラは別名をキンセンカと言い、ハーブティーにも使われるオレンジ色が鮮やかなハーブです。フラボノイド、サポニン、カロテノイドなどを含み、酸化を防ぎ、小さな傷や炎症を和らげる働きに優れています。古くからヨーロッパでは皮膚炎に用いられてきた植物の一つです。
冬場は特に暖房による室内での乾燥もあるため、加湿器を使ったり、水分を多めに取ることもぜひ心がけてみてください。カレンデュラ&プロポリスバームは人気のケアアイテムのため、ご興味のある方はお早目にお問い合わせください!
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AMPP メディカルフィトテラピスト
Elisabeth.M (プロフィールへ)