不老長寿のハーブ セージ

不老長寿のハーブ セージ

セージと聞くと、肉の臭みをとるスパイスをイメージする人も多いかと思いますが、ヨーロッパでは昔からハーブティーとしてもエッセンシャルオイルとしても活用されてきた万能ハーブの1つです。




セージには600種類ほどあると言われていますが、その中でもよく使われるのがコモンセージ。地中海地方が原産で、約50~60cmほどに成長します。学名の一部でもある"Salvia"(サルビア)は、ラテン語の"salvare"(救う)という言葉に由来しているとされ、中世ヨーロッパでは聖なるハーブとして使われてきました。特に抗菌、抗ウイルス作用に優れているセージのハーブティーやエッセンシャルオイルには、どのような使い方があるのでしょうか。 

 

セージティー

ヨーロッパでは、セージティーは薬局だけでなくスーパーマーケットでも簡単に手に入ることから、日常生活の中でもよく飲まれるハーブティーに数えられます。

セージの葉にはタンニン、苦み成分、エストロゲン様物質、フラボノイド、またエッセンシャルオイル等が含まれることから、抗菌目的だけでなく、浄化、汗の抑制、収斂(引き締める)、女性ホルモンの調整など、様々な場面で用いることができます。




特に風邪のシーズンにはとても強い味方で、喉が痛い時などにハーブティーを淹れて飲んだり、うがいをするととてもスッキリします。また、セージに含まれる苦み成分により消化が促されるため、例えば私は夕方に脂っぽいものを食べた後にはセージのお茶を飲むことがあります。すると次の日にはきちんと消化されて気持ちよく朝を迎えることができます。更年期の体の変化(汗やホルモンバランスによる不快感など)においても非常によく使われるハーブで、その際にはレディースマントルやレモンバームとブレンドすると相乗効果が上がります。


セージのエッセンシャルオイル

セージのエッセンシャルオイルはセージの葉から水蒸気蒸留法によって抽出されるオイルです。使用頻度は他のエッセンシャルオイルと比べるとやや少ないですが、含まれるツヨンやカンファ―という芳香成分には強い抗菌作用や防腐作用が認められています。このことからセージのエッセンシャルオイルは、デオスプレーや歯磨き粉などのボディケア、オーラルケア商品に使われています。 

 



喉の痛みや口内炎、歯茎の炎症等には、コップ一杯のぬるま湯にセージのエッセンシャルオイルを1-2滴垂らしてうがいをするのがおすすめです。1日2回を2-3日続けると良いでしょう。

またセージのエッセンシャルオイルにはストレスや疲れに対して、神経系を強めてくれる作用が期待されます。落ち込み気味の時、ストレスを多く感じる時にセージの香りをアロマとしてぜひお試しください。

 


〇セージのハーブティー、エッセンシャルオイルには強い成分が含まれています。妊娠中の方や、授乳中の方、てんかんをお持ちの方はご使用をお控えください。
また、ハーブティーを飲む場合には飲みすぎないようにしてください。
(1日2杯を2週間までにとどめることが推奨されます)



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AMPP メディカルフィトテラピスト
Elisabeth.M

 

参考文献

 

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