子供も楽しめるハーブティー

子供も楽しめるハーブティー

昔から薬草としても使われてきたハーブティー、昨今では体調を整えるためやお茶の時間の楽しみとして飲まれるようになりました。そんな中、子供がハーブティーを飲んでも問題ないのかしら?という質問を度々耳にすることがあります。もちろん子供たちがハーブティーを飲んでも大丈夫です。今回は、リラックス、お腹の調子を整える、アレルギーの緩和、という視点から子供にお勧めできるハーブティーをご紹介します。ぜひ親子一緒にハーブティーを楽しんでください。

 

フェンネル・アニス・キャラウェイ


フェンネル、アニス、キャラウェイはどれもセリ科の植物で、スパイスとして肉料理やクッキーによく使われます。甘い風味が印象的で、昔から脂っぽいものを食べた後などに口に含んだり、お茶としても飲まれてきました。

この3種類のハーブはどれもお腹の不調や風邪、お口の中のトラブルなどに使われてきたハーブですが、子供のお腹の張りには特におすすめです。またヨーロッパでは母乳の出を良くするハーブとしても有名で、授乳中のお母さんも飲むことができます。


〇カモミール



カモミールは家にあると役立つハーブの代表格。リラックス、安眠、お腹のトラブルに使われるハーブとして、ストレス過多な社会のいろいろな場面で私たちを助けてくれます。

リンゴのような甘い香りがするカモミールは、小さい子供においてもお腹の調子が今一の時、また寝つきが悪い時などにおすすめのハーブティーです。ピーターラビットのお話でも夜寝るときにお母さんがピーターに入れてあげていたお茶ですね。カモミールはハチミツやミルクとの相性も良いので、飲みにくい場合にはブレンドしてあげても良いでしょう。また、肌荒れやアレルギーに対しても第1チョイスとしておすすめです。


ルイボステイー




ルイボスティーはカフェインや苦み、刺激の強い成分も入っていないことから、子供や乳幼児にも おすすめできるお茶です。特にミネラル分を多く含んでいることでも知られるルイボスティーは、お腹の調子を整えてくれたり、春のアレルギーに対しても心強い味方です。ピュアが渋い場合にはミルクやハチミツなどで味を整えても良いでしょう。



〇子供のためのブレンドハーブティー

子供も楽しめるブレンドハーブティーもあったらいいですよね。ソネントアのシリーズには、夏に飲みやすいフレッシュなレモン系のハーブをブレンドしたごっくん!ごくごくハーブティーがあります。ホットで、また冷たくしてお楽しみください。

 


△子供におけるお茶の注意点

・カフェインを含む紅茶、緑茶、マテ茶などは刺激となるため控えてください。

・ペパーミントやセントジョーンズワートは刺激となる成分を含むため、小さいお子様にはおすすめできません。

・小さい子供におすすめのお茶は赤ちゃんが授乳を終え、固形物を摂取できるようになった頃から始めると良いでしょう。

・分量は大人の半分の量、もしくは薄めることをおすすめします。また1日1-2杯でお楽しみください。

・キク科のアレルギーの場合はカモミールはお控えください。




AMPP メディカルフィトテラピスト
Elisabeth.M

 

参考文献

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