
自然の中に行く前に マダニ除けスプレー
🌿植物と共にある循環する暮らし・・・フィトテラピー
蒸し暑い日が続いている今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。これから夏休みが始まると、特に自然の中に出る機会も多いことと思います。しかし、近年では「マダニ」と呼ばれ感染症を媒介する可能性のあるダニによるトラブルを度々ニュースで見るようになりました。オーストリアを始めとするヨーロッパでは、毎年マダニに対する注意報が発令され、国民にとってはいわば夏の気を付けるべきことナンバーワンとも言える事柄となっています。ただ、草むらや低木に存在すると言われるマダニも、全てがウイルスやバクテリアを持つわけではなく、更に自分の免疫力を高めることも対策の一つになるのではないかと言われています。今回のブログでは、日々できる簡単なチェックと、夏に自然の中でのアクティビティを楽しむ前にできる、オーストリアで一般的になっている自然なダニ除けをご紹介したいと思います。
どのようなことに気を付けることができるのか
マダニは通常の家ダニと異なり、自然の中にいるのが特徴です。必要以上に恐れる必要はありませんが、中には病原菌を持っているものがいるため、家庭で出来る簡単な対策を知っておくと良いかもしれません。
まずマダニは暖かく湿気のある季節に活発になり、特に湿り気があり草木が生い茂る森や草むら、公園、庭などにいることがあります。またマダニは体の部位でも膝裏、脇、肘、へそ、髪の毛の生え際、陰部、耳の裏といった皮膚が薄く、血行の良い場所に見つかることが多くあります。そのためハイキングに行った後や草むらで遊んだり仕事をした後には、全身のチェックを簡単に行うのがおすすめです。見えない部分は人に見てもらったり、子供の場合は親がチェックをしてあげてください。
特に草木の生い茂ったところに行く時には、白っぽい色の洋服を着たり、きちんと閉まる靴を履いたりすることで対策ができます。
マダニが苦手な香りやオイルを用意しておく
上に挙げた対策以外に知っておくと良いのが、マダニが好まない香りです。それがいくつかのエッセンシャルオイルや植物オイルです。まず柑橘系のレモンやユーカリレモン、シトロネラ、またラベンダー、ゼラニウム、ティートリー、ローズマリーも苦手とされています。これらをチョイスしてダニ除けスプレーを作ってみましょう。
〇用意するもの
・スプレー付き遮光瓶 50ml用
・ウォッカ 5ml
・ラベンダーウォーター 45ml
・ティートリーオイル 3滴
・レモンユーカリ 3滴
・ゼラニウム 4滴
〇作り方
1.手を洗い、遮光瓶を熱湯消毒します(その後熱が取れるまで待つ)。
2.ラベンダーウォーターを遮光瓶に入れます。
3.そこにウォッカを注ぎます。
4.3にエッセンシャルオイルを入れます。
5.スプレー付きの蓋をしてよく振って使います。
ただし小さな子供にはエッセンシャルオイルの使用に気を付ける必要があるため、3歳未満の子供にはココナッツオイルを肌に塗ってあげるのがおすすめです。ココナッツオイルは大人にも効果的です。スプレーと併せて使うのも良いでしょう。3歳以上の子供には、50mlのココナッツオイルにラベンダーオイルを3滴、ティートリーオイルを2滴入れて混ぜたものを作り、外出前に肌に塗ってあげてください。
また、犬や猫などのペットにもマダニを含むダニやノミがついていたりすることがあります。動物によっては精油成分を代謝できない種もあるため、散歩や自然に出る前、またブラッシングの際にココナッツオイルのみをまんべんなく塗ると効果的です。
AMPP メディカルフィトテラピスト
Elisabeth.M (プロフィールへ)