
肌を自然に浄化 グリーンイライト
🌿植物と共にある循環する暮らし・・・フィトテラピー
こんにちは。今日で8月も終わり。暦の上では初秋とも呼ばれ、秋に向けて少しずつ気候に変化が起きてくる頃でもあります。とは言え、まだまだ汗ばむ日が続きそうです。蒸し暑い季節には、何度も顔を洗ったり、シャワーを浴びたくなったりするものですが、ソープを使って洗いすぎてしまうと意外と、乾燥、または逆にますます皮脂が増えたりすることもあります。そこで今回は、皮膚の表面の汚れや脂を吸着してきれいにしてくれる自然素材である、大地から採れる「グリーンイライト」に注目してみたいと思います。
グリーンイライトとは?

イライト自体は工業用の塗料からケア製品に至るまで、様々な場面で使われているため、その名前を聞いたことのある人は多くいるかもしれません。イライトはクレイと言って、氷河の侵食によって形成された細かい岩粉からなる天然の原料で、採掘される地域や環境条件によって名前や種類が変わります。
イライトはアメリカのイリノイ州の堆積岩から見つかったため、その名前にちなんでイライトと呼ばれています。イエローやレッドもありますが、ケア製品の中で最も多く使われているのがグリーンイライトです。その理由には、カリウム、マグネシウム、鉄などのミネラルを多く含むこと、細かい層構造により皮脂や汚れ、老廃物をしっかりと吸着すること、汗や臭いの吸収にも優れ、肌に刺激が少ないことなどがあります。
私自身の経験では、グリーンイライトを水で混ぜたパックをちょっとした怪我や打ち身に塗っただけでも、その後傷の治りが早くなったり、しっとりとするということがありました。表面上の汚れや菌などを吸着するほか、炎症も吸収し回復を速めてくれます。
こういった特徴を生かして作られるのが、シャンプーやボティソープ、洗顔用パックなどです。グリーンイライトに含まれるミネラルにより血流が良くなったり、皮脂のバランスが整ったり、皮膚が柔らかくなることから、皮脂が多く出過ぎる季節、ニキビなどができやすい体質、また乾燥しやすい頭皮にも効果的です。
グリーンイライトで気持ち良くバスタイム
マリアスのオーガニックケアでは、植物から採れる貴重な成分と共に、純粋なグリーンイライトも肌をいたわり、回復を速め、自然な美しさをもたらす素材として使われています。
このウォッシュクリームは、アーモンドのふすま(外皮)とシーサンド、そしてグリーンイライトがブレンドされ、毛穴の汚れや一日の皮脂を優しく落としてくれます。配合されているペパーミント、ハマメリス、セージの蒸留水やヒアルロン酸、オリーブオイルが同時に肌をケアしながら潤いを与えてくれます。
小豆くらいの大きさのウォッシュクリームを手のひらにとり、洗顔後の濡れた状態で顔に円を描くようにマッサージしながら広げていきます。その後1-2分そのままにし、きれいなお水や湿ったコットンパッドで取り除いてください。その後はフェイスウォーターやフェイスクリームなどで軽く保湿すると良いでしょう。
シャンプーとしてもボディソープとしても使えるこのシャワージェルは、アロエベラ、オリーブオイルと共に、グリーンイライトがブレンドされています。頭皮の痒みやフケを落ち着け、汗によってべたついた肌をきれいにしてくれます。頭皮の匂いにも働きかけます。
毎日のシャワーに、全身にお使いください。
AMPP メディカルフィトテラピスト
Elisabeth.M (プロフィールへ)