スキンケア、ヘアケアに オリーブオイル
Share
🌿植物と共にある循環する暮らし・・・フィトテラピー
地中海料理には欠かせない存在のオリーブオイル。フルーティーで濃厚な味わいと共に、抗酸化成分を多く含むことから生活習慣病の予防になるとも言われ、パスタにかけたりサラダのドレッシングとして利用したりなど様々な方法で楽しまれています。しかしオリーブオイルは含まれる成分がスキンケアやヘアケアにも有効であることから、様々なケア製品にも使われる機会が増えてきました。地中海周辺の国々でしか育たないオリーブという植物の魅力を歴史と共に見ていきましょう。
地中海の宝 オリーブ
オリーブの歴史は約8000年前(諸説あり)にまで遡ります。オリーブの栽培が始まったのはシリア、パレスチナ、イスラエルといった地域で、時と共にギリシャやイタリア、スペイン、そして北アフリカへもたらされ広がっていきました。
モクセイ科のオリーブは約10mまで成長し、白い花を咲かせた後実がなります。この実を絞ることでオリーブオイルは抽出されますが、その後人工的に精製されずビタミンなどの有効成分が保たれ、酸度が0.8%以下のものをエクストラバージンオリーブオイルと呼びます。これは食用としてだけでなく、私たちの肌に触れるものとしても大切なポイントになります。
スキンケアにも、ヘアケアにも
オリーブオイルは古代から美容目的で石鹸やクリーム、シャンプーなどの原材料として使われていた、という歴史も残っています。このように長い間様々な目的で使われてきたオリーブオイルには、肌や髪の毛を若々しく保たせてくれるビタミンや脂肪酸が含まれています。
その代表的なものがビタミンE。トコフェロールとも呼ばれ、抗酸化作用が高いことでよく知られています。特に紫外線による日焼けや様々なストレスによる肌、髪の毛へのダメージを緩和してくれる作用、そして肌や頭皮を強く柔らかくしてくれる作用が期待できます。
またオリーブオイルには様々なポリフェノールが含まれていることも特徴的です。ポリフェノールは植物が持つ特有の渋みや色素、苦味などで、非常に抗酸化作用に優れています。オリーブオイルにはこういったポリフェノールが多く含まれており、年齢と共に表れる肌や髪の傷みに対しても働きかけてくれます。
もう1つオリーブオイルが含む成分として大切な役割をしているのがオレイン酸です。オレイン酸は不飽和脂肪酸の1種で、常温では液体で存在しています。実はオレイン酸は私たちの皮脂に含まれる脂肪酸でもあり、肌に馴染みやすく水分を丁度よく保たせてくれるため、乾燥肌や頭皮のマッサージにおすすめです。
MARiASとオリーブオイル
様々な優れた作用を持った成分を含むオリーブオイルは、マリアスのケアアイテムにおいても欠かすことのできない存在となっています。
マリアスはオーストリアからギリシャに渡った一家が経営するオーガニックオリーブオイルメーカー"マニ社(MANI)"が製造するものを扱っており、持続可能な栽培と品質に妥協しないオーガニックケア商品を共同で開発しています。またマリアスが扱うオリーブオイルを含む全ての植物オイルは丁寧に低温圧搾法により抽出されているため、植物が持つ本来の香りや成分が最大限に生かされています。
マリアスがこだわる"自然と人間を大切にする"ケアアイテムの1つとして、オリーブシリーズもぜひお楽しみください。
🌿オリーブオイルを使ったMARiASの代表的なケアアイテム
AMPP メディカルフィトテラピスト
Elisabeth.M