古くから伝わる万能植物 アロエベラ
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🌿植物が生み出す豊かな生活・・・フィトテラピー
「おばあちゃんの知恵袋」という言葉を聞いたことがありますか?古くから伝わる暮らしの知恵や健康法等のことを言いますが、中でもアロエは食べることも塗ることもできる万能なおばあちゃんの知恵袋の1つとしてよく知られています。
ヨーロッパのスキンケア商品を見ても、アロエの成分が配合されているものが多く、注目されている植物でもあります。思い返せば私の祖母も怪我をした時には庭の植木鉢で育てていたアロエを採ってきて患部に塗っていましたが、なぜアロエは私たちのスキンケアに対して有効なのでしょうか?今回はそんなアロエが持つ魅力に迫っていきましょう。
アロエベラの歴史
アロエには400以上もの種類がありますが、現在食用や薬用として使われているものはアロエベラと呼ばれます。その発祥地とされているアラビア地方の言葉で"Aloe"は「苦い」を意味し、"vera"はラテン語で「真実」を意味しています。
アロエの原種は6000年も前から使われていたと言われており、アラビア地方では粘土板に、エジプトではパピルスにその姿が記されています。暖かく乾いた地域で育つアロエは、その過酷な環境で生きるために様々な機能と成分を持ち合わせています。特に厚みのあるトゲトゲした葉には、干ばつでも生き延びることができるように水分が蓄えられ、傷ができた時には葉に含まれるジェルにより修復をすることもできます。この効果が人間にも有効であったことがその当時から認められており、聖なる植物として葉から抽出できる葉液とジェルを怪我の治療や胃腸の薬として使用してきました。また治癒力を高めるだけでなく、若返りや長寿にも有効と考えられていたため、特にクレオパトラがアロエのエキスをスキンケアとして全身に用いていたことも知られています。
このような逸話は世界中のいろんな地域に残されており、私たちの健康にとって欠かせない植物であったことが分かります。
アロエベラの効能
アロエベラにはビタミン類、ミネラル、アミノ酸、糖類などを含む約200種類以上もの成分があるとされています。中でもアロエベラの葉に含まれる糖類には抗炎症、抗菌、免疫調整の役割があり、その中でも多糖類に属するアセマンナンと言う成分には免疫を高めてくれる働きや保湿効果が期待されます。またアロエベラが持つサリチル酸という成分にも炎症を抑える作用、そして肌の新陳代謝を上げる作用があり、特に傷や日焼け後のケア、痒みなどの皮膚トラブル、エイジングケアにおすすめです。
これらの成分と効果の相乗効果は肌だけでなく、頭皮のかゆみやトラブルにも有効です。シャンプーやパックとして使うと、フケが出る時や髪の潤いがなくなってきたときに役立ちます。
ティームセブンジャパンが扱うオーストリアのオーガニックケアブランドであるマリアスは、この万能なアロエベラを多くの商品のベースとして使っています。オーガニックの純粋なアロエベラの効果をスキンケア、ヘアケアとしてご体感ください。
🌿アロエベラを楽しむことができるMARiASのオーガニックケアアイテム
等
MARiASの商品は全てオーガニック100%の素材を用いて作られています。
AMPP メディカルフィトテラピスト
Elisabeth.M