自然なサンケアで健やかな肌へ

近ごろは紫外線による肌、髪へのダメージや体への危険性が周知され、季節や室内外を問わずサンケアをしているという方が多くなりました。しかし日の光を浴びることは私たちの健康へもたらすメリットもたくさんあるのです。心の赴くまま青い空のもと、歩いたり走ったり、また泳いだりするのはとても気持ちが良いですよね。正しいサンケアの知識とマリアスのサンケアアイテムで、健やかな美しさを手に入れましょう!
紫外線は浴び過ぎてはいけないけれど、実はとても大事!
紫外線には主にA波、B波、C波という3種類がありますが、地球の表面に届くのは、A波とB波です。紫外線A波は波長が長く、過度に当たると肌の深くまでじわじわと浸透し、シミやシワの原因になると言われています。一方B波は波長が短いもののエネルギーが強く、長時間に渡り浴び続けると細胞を傷つけたり、強い炎症を起こしたりする可能性があります。
しかし同時に紫外線B波は、私たちの健康において欠かすことのできないビタミンDの生成にとても大事な働きをしています。ビタミンDは骨や歯を丈夫にするカルシウムの吸収を促進したり、免疫を高めることで様々な病気の予防や、肌のバリア機能を高める働きすらあると言われています。過度な日焼け対策をしたり、ホームオフィス等で外に出る機会が減ることで、このビタミンDの生成がされにくくなってしまうのです。

日光浴に必要な時間
誰もが「シミ」や「シワ」を増やしたくはないですよね。長時間日に当たる必要はありませんが、日常生活で両手の甲くらいの面積が15分間日光にあたる程度、または日陰で30分間くらい過ごす程度は屋外に出る時間を設けたいものです。日光浴をすることで、セロトニンが分泌されストレス解消、メンタルの安定、良い睡眠にもつながります。

太陽と上手に付き合うために
紫外線は浴び過ぎると体の負担になってしまいますが、全く浴びないことは健康を損ないかねないということが分かってきました。体の機能を高めつつ太陽の恩恵を受けるために、以下のことを意識してみましょう。
・サングラス、日傘を利用する
・日頃から少しずつ日に当たることで、肌本来の日焼け防止機能を高める
・紫外線防御指数の高すぎるものや極度なケミカルサンケアに頼り過ぎず、自然なサンケアを上手に活用する
・ビフォアサンよりもアフターサンを丁寧にする
・皮膚の修復や炎症に働きかけるビタミンやミネラルを意識して食事をする
日焼け止めクリームにはどのようなものがあるの?
日焼け止めによる対策も、健康のためにはその成分をよく確認する必要があります。従来の日焼け止めクリームには、紫外線吸収剤か紫外線散乱剤を使用した2種類があります。
・紫外線吸収剤:化学成分により皮膚上で化学反応を起こさせ一旦吸収し、エネルギーに変換させて放出します。日焼け防止効果は高いものの、オキシベンゾン、オクチノキサートといった化学的な成分が肌やホルモンに負担を与えるだけでなく、着けて海で泳ぐことで海水や海洋動物、サンゴなどへの害が報告されています。
・紫外線散乱剤:白色の酸化亜鉛や酸化チタンといった粉末により、紫外線を散乱させることで日焼けを防ぎます。紫外線吸収剤のような化学成分を使っていないことから「ノンケミカル」と呼ばれ、皮膚への負担を減らすことができます。酸化チタンにおいてはナノ粒子である場合、人体に害がある可能性があるため、酸化チタンが配合されない物やナノ粒子でないものを選ぶのが良いでしょう。
マリアスの日焼け止めクリームは人の健康と自然に配慮したナノ粒子ではない酸化亜鉛を配合しており安心してお使いいただけます。
肌の機能を高め、ビタミンDの生成を阻害しない自然なサンケア
私たちの体を作る食材を選ぶ時、最も気を使うところは素材。つまりその素材が私たち人間と同じように自然から生まれたものであるかどうかではないでしょうか。これは肌に付けるものにも同じことが言えると思います。外部の刺激から守り、吸収や排泄などを行う皮膚をケアするものには、特にその素材が化学薬品に汚染されたり人工的な成分が加えられていないかということが大切です。
ひとたび自然に目を向ければエーデルワイスやラズベリー、アロエ、そしてシーバックソーンなど、私たちの体が持つ本来の機能を高めながらケアしてくれるものが溢れています。これらの素材を自然のままの形で、最もピュアなスキンケアを作ること。それがオーストリアのザルツブルグで生まれたマリアスのモットーです。マリアスは様々な知識と素材の特長を生かし、ホリスティックなサンケアシリーズを開発しました。

ビオ サンケアオイル
サンケアオイルのポイントとなるのがシーバックソーン。その果肉と種子のオイルには肌本来の日焼け防止機能であるメラニンの生成を促し、紫外線によるダメージからの回復機能を高めてくれる働きが期待されます。エーデルワイスエキス、オリーブオイルと共に肌を酸化から守ります。ビタミンDの生成を阻害することなく、あらゆる肌質の方に全身にお使いいただけます。
(日焼け止めクリームではありません)

ビオ サンクリーム SPF30
自然な紫外線防御機能に優れたラズベリーシードオイル、抗酸化作用に優れたシーバックソーン、エーデルワイスエキスがブレンドされ、皮膚の老化と日焼けによるダメージから保護します。酸化亜鉛が皮膚をUV-A、UV-Bから守り、回復を早めます。ナノ粒子やケミカル成分を一切使わず、健康な肌へと導きます。ビタミンDの生成を阻害することもありません。

ビオ サンセラム
保湿に優れ、様々な肌へのダメージから守ってくれるアロエベラとビタミンCを豊富に含み、酸化に対して働きかけてくれるシーバックソーンがブレンドされたセラムです。ダブルヒアルロン酸が肌に潤いを保たせ、滑らかな肌質へと導きます。サンクリームの下地として、またデイケア、ナイトケアとしてお使いください。
使い方のヒント

絶対に日焼けを避けたい時に
洗顔後の化粧水の後にビオ サンケアオイルを少量伸ばして顔に塗り保湿します。その上にビオ サンクリームを塗り普段通りメイクアップ。日中は帽子や日傘、サングラスを活用します。お化粧を落とした後にはビオ サンセラムを少量手に取り満遍なく顔に塗ります。べたつきが気になる方はビオ アロエベラ保湿ジェルのみで保湿をしても良いでしょう。
強い紫外線を和らげたい時に
洗顔、化粧水の後はビオ サンケアオイルで保湿し、普段通りメイクアップ。外出後は同じく洗顔後にビオ サンケアオイル又はビオ アロエベラ保湿ジェルで保湿します。
たくさん日光を浴びた後に
日焼けをした後にはビタミンCの多い食事を心がけ、ビオ サンケアオイルとビオ アロエベラ保湿ジェルを1:1で混ぜて塗ると良いでしょう。簡単なアフターサンケアとしてはビオ アロエベラウォーター ピュアをスプレーして優しく塗り込むのもおすすめです。
サンケア&リップケア
唇も日焼けをしやすいデリケートな部分の一つ。自然素材のみで作られたマリアスのビオ リップクリームはシーバックソーンとココナッツオイルが強い紫外線と乾燥から唇を守ってくれます。外出前のスキンケアの一つとして、またアフターサンケアとしてお試しください。
「皮脳同根」という言葉がありますが、これは肌と脳が同じルーツを持ち、お互いに影響し合っていることを意味しています。つまり肌を労わってあげることは、心や脳、ひいては体のケアにも繋がるのです。
1日の終わりに、ルーティーンのスキンケアとしてだけでなく、ゆっくりやさしく肌に触れて自分と向き合う時間をもってください。