ハ~ホ
〇パースニップ Pastinakenstücke
和名:アメリカボウフウ 科:セリ科
特徴:とても胃に優しい野菜で、甘みが強い。ヨーロッパではよくスープに使われる。
効果効能:食物繊維が豊富で、お腹の張りや逆流性食道炎などの胃腸の不調におすすめ。
〇バーチ Birkenblätter
和名:カバノキ 科:カバノキ科
特徴:中世から医薬ハーブとして使われていた。泌尿器系のトラブルに古くから利用されてきた。
効果効能:フラボノイドを多く含み、それにより解毒作用や悪い物を外に出してくれる働きが強まる。
〇パイナップルセージ Ananas Salbei
和名:パイナップルサルビア 科:シソ科
特徴:葉の風味がパイナップルに似ていることからパイナップルの名がつけられている。メキシコ、グアテマラが原産。
効果効能:メキシコの伝統医学によると、パイナップルセージは高血圧に対して利用されている。
〇ハイビスカス Hibiskus
和名:ロゼリ草 科:アオイ科
特徴:アフリカが原産の花。ビタミンが豊富で、美容や健康目的によく使われる。
効果効能:ローズヒップとブレンドをすると相乗効果でミネラルやビタミンをうまく取り入れることができる。特にスポーツ後などにおすすめの飲み物。
酸味が強いので、はちみつ等を入れるとより飲みやすくなる。
〇白茶 Weißer Tee (Pai mu tan)
和名:白茶 科:ツバキ科
特徴:少量のカフェインを含んでいるが、緑茶、紅茶に比べると少なく飲みやすい。タンニンやポリフェノールを多く含む。
効果効能:抗酸化作用に優れている。抗バクテリア作用も期待でき、風邪の予防におすすめ。
〇パセリ Petersilie
和名:オランダゼリ 科:セリ科
特徴:パセリはローマやギリシャでは、既に2000年も前から使われていた。
スパイスというよりは医療用として使っていたという記録もある。
効果効能:ビタミンやミネラルを豊富に含んでおり、炎症を抑えたり、菌を抑える作用もある。口臭予防にもおすすめ。
食事にはスープにかけたり、サラダに入れるとよい。
〇バジル Basilikum
和名:メボウキ 科:シソ科
特徴:バジルはイタリア料理に欠かせないスパイスの1つであるが、エジプトではファラオの墓に入れる魔除けとして宗教的にも大切にされていた。
効果効能:食欲増進や脂の消化に役立つ。
〇ビーバーム Goldmelisse
和名:タイマツバナ 科:シソ科
特徴: 北米で古くから使われていた植物。ベルガモットのような柑橘系の香りが特徴的。
効果効能:消化を促進してくれる。駆風作用も期待される。
〇ヒソップ Ysop
和名:ヤナギハッカ 科:シソ科
特徴:ヒソップは紀元前から使われてきたハーブです。セージやローズマリー等に似た風味がする。
効果効能:気管支系の風邪に昔から使われてきた。抗ウイルス作用があり、痛みを抑えてくれる。
〇ヒマワリ Sonnenblumen-blütenblätter
和名:ひまわり 科:キク科
特徴:お茶としては花と葉が使われている。
効果効能:効果としては昔から熱を下げる作用があるとして、流行性感冒などに用いられてきた。
〇フェヌグリーク Bockshornklee
和名:コロハ 科:マメ科
特徴:黄色い花を咲かせる植物で、種子が食用として使われている。
効果効能:ビタミンやミネラルを豊富に含んでいて、抜け毛や皮膚の炎症を抑える作用が期待できる。
〇フェンネル Fenchel
和名:ウイキョウ 科:セリ科
特徴:料理に良く使われるハーブで、ヨーロッパや地中海沿岸が原産。主に魚料理によく使われる。
効果効能:フェンネルもアニスと同様催乳作用に優れている。また、とても消化によく、駆風作用もあるため食後にハーブティーなどでとると良い。
ブレンドとしてはアニスやカモミール、またレモングラスなどとよく合う。
〇ブラックペッパー Schwarzer Pfeffer
和名:コショウ 科:コショウ科
特徴:様々な色のペッパーがあるが、全て同じ植物から採れる。ホワイトとブラッグが最も辛いペッパーとされている。
効果効能:ブラックペッパーに含まれるアルカロイドのピペリンという成分には、血流を良くする作用がある。これにより冷え性や肩こりなどの痛みを癒したり、消化を促してくれる作用が期待できる。
〇ブラックベリーの葉 Brombeerblätter
和名:セイヨウヤブイチゴ 科:バラ科
特徴:ブラックベリーの葉は乾燥発酵の過程で紅茶と似た風味になるため、紅茶の代わりに使われることがある。
効果効能:タンニンやフラボノイド、粘液質を多く含むことから急性の下痢や、皮膚の炎症、また粘膜の炎症に効果的。
〇プリムローズ Schlüsselblumen
和名:キバナノクリンザクラ 科:サクラソウ科
特徴:中世より医療目的で使われてきた。花びらと根を使ってお茶を作る。
効果効能:プリムローズに含まれるトリテルペンサポニンには、特に気管支系の粘液を促してくれる作用があることから、気管支系の風邪に用いられる。
〇ブルーマロウ Käsepappel
和名:ウスベニアオイ 科:アオイ科
特徴:ヨーロッパでは2000年に渡り使われているハーブ。
効果効能:根や葉に含まれている粘液質が特に有名で、空咳や喉の痛み等、乾燥により起きたりする不調に用いられる。傷ついた粘膜を保護することも期待されるため、皮膚炎等にもおすすめ。
エルダーフラワーやリンデンなどとブレンドすると相乗効果が期待できる。
〇ヘーゼルナッツの葉 Haselnussblätter
和名:セイヨウハシバミの葉 科:カバノキ科
特徴:ヘーゼルナッツの葉は、昔から医療目的で使われてきた植物の1つ。
効果効能:タンニンやフラボノイドを多く含んでおり、痛みを癒したり、熱を下げてくれる働きが期待される。
〇ペパーミント Pfefferminze
和名:セイヨウハッカ 科:シソ科
特徴:ウォーターミントとスペアミントの交配種とされるペパーミント。少しスパイシーな香りがすることからペパーミントと呼ばれている。
効果効能:清涼感や爽快感があることから歯磨き粉やリップクリームなどにも使われているペパーミント。夏の冷たいお茶にもピッタリ。胃の調子が悪い時などにスッキリさせてくれる。胃酸の分泌を促進するため、胃酸過多や逆流性食道炎にはあまりおすすめできない。
ミント系のハーブやレモングラス等のハーブとのブレンドがおすすめ。
〇ホップ Hopfen
和名:セイヨウカラハナソウ 科:アサ科
特徴:ビールの原料としても使われるホップは、エジプトでは昔から薬用に使用されていた植物の1つ。
効果効能:ホップにはフムロンという苦味物質が含まれており、これにより良い睡眠が促され、落ち着きをもたらしてくれるとされている。