森の香りを家で楽しむ
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日本には森林浴という言葉がありますが、森の中でお散歩をしたり深呼吸をすると、気持ちが良いと感じませんか?これは既に様々な研究においても証明されていますが、木々の香りには私たちの心身の疲れやストレスを癒し、活力を与えてくれる力があるのです。
では一体、森の中にはどんな癒しの香り成分があり、なぜ私たちは心地良いと感じるのでしょうか?
癒しの成分「テルペン」
森の中の空気には、木々が発する「フィトンチッド」という揮発性成分が豊富にあります。フィトンチッドとは、例えば木が傷ついた時に、害虫や外敵から身を守るために作り出してきた化学物質です。
この「フィトンチッド」の主要成分が「テルペン」と呼ばれるもので、様々なエッセンシャルオイルに含まれています。テルペンは臭いを消したり、強い殺菌作用があることで有名ですが、実は精神を安定させたり、ストレスを減らしてくれる等の心への癒し効果にも優れています。
これにより、この香り成分に溢れた森に行くことで、私たち人間は心地良いと感じ、癒しを得られるのです。
家で楽しむ森林浴
多忙で思うように自然と触れ合う機会が作れない場合には、エッセンシャルオイルやバスソルト、アロマスプレーを使うことで、森林浴をしているのと同じようなリラクゼーション効果を得ることもできます。
例えばマツ科のエッセンシャルオイルはどうでしょうか。トウヒやモミ、またシモフリマツといったマツ科のオイルには、テルペンの中でも特に疲労回復やリラクゼーション作用のあるとされているα-ピネンが含まれています。これらのエッセンシャルオイルを家で使うことで、気分をリフレッシュさせてくれます。
また、お風呂に入る時こそ心や体を緩めてあげたいものです。今月からMARiASのバスソルトシリーズに仲間入りをしたヴァルトバーデンは、まさにお風呂で森林浴効果を楽しめる商品です。体を温めてくれる天然岩塩に、モミやトウヒのエキスやエッセンシャルオイルが含まれていて、体を芯から癒してくれるでしょう。
そしてご愛用いただいている方も多いアロマフィールザカラーのグリーンは、モミやトウヒのエッセンシャルオイルがブレンドされています。寝る前にピロースプレーとしてお使いいただくことで、心地よい眠りに導いてくれるかもしれません。
私たちの生活において、決してなくしてはいけない自然との触れ合い。これからますます緑が深まる良い季節になりますが、ぜひ生活の中に自分が安らげる時間を作り、日々をお過ごしください。
メディカルフィトテラピスト
Elisabeth.M